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人生を生きていると、できれば考えたくない残念な可能性についても、あらかじめ想定して行動しなければならないときがあります。
私にとってそれは、統合失調症の再発でした。
仕事では、残業が当たり前の部署への異動は再発の可能性が高いと感じ、できるだけ避けられるように気をつけてきました。
結婚後、転勤族の夫の赴任地でワンオペ育児をしていたときも、万が一再発したら子どもたちが困るかもしれないと考えました。
そこで、保健センターと地域で活動されている助産師さんにだけ病気のことを伝え、育児相談を重ねながら、さりげなく見守ってもらえる体制を整えていました。
そして今は、疲れ切ってしまう前に休むことを意識しています。
運のいい人は、最悪を想定したうえで一手を考えている、と聞いたことがあります。
できれば考えたくないことですが、「もしこうなったら、こうしよう」と備えておくことは、あとになって自分を助けてくれることが何度もありました。
正直、自分から配慮をお願いすることには抵抗がありました。
けれど、状況を客観的に見て、もし同じ立場の人がいたら、私はきっとこう言うと思います。
「配慮を受けたほうが、みんなが幸せになれるよ」と。
それでも、「普通」でいられないことに寂しさを感じることはあります。
普通の人が自然に持っているように見える「余裕」を、うらやましく思うこともあります。
けれど、自分の現実と向き合い、最悪の可能性も視野に入れながら、その中でどう余裕を確保するかを工夫していく。
それもまた、私なりの生き方なのだと思っています。

