統合失調症になって入院したあと数年は、一日中寝てばかりでした。
頭もいつもぼ〜っとしていました。
始めは本を読むこともできず、ただ寝てばかりでした。少しして、当時はさくらももこさんの本なら読めることがわかりました。
集中力が続かなくて、少しづつ読み始めました。
感動する気持ちも少なくなっていました。
でも、当時大好きだった曲は聴けました。ぼ〜っとしながら、その曲を聴きながら、何かを感じていました。
嫌なこともたくさんありましたが、薬が効きすぎていて、あまり心に響かなくて助かりました。
少しづつ、日が経つに連れて、また一つづつできることが増えていきました。
それを主治医と一緒に喜びながら、たくさん寝ながら、回復していきました。
その時期、できることは、少なくなりました。でも、そのときにできることをしました。それはすごく幸せなことではないかもしれませんが、忙しくて自分が生きている実感を感じられない日々よりも、生きていることを強く感じられました。
雨の日には、雨の日にできることを。雨の日にしかできないことも。
元気になってきたら、忙しくなります。それは幸せなことかもしれませんが、あっという間に人生が過ぎ去っていきます。
でも、きっと楽しいこともたくさんあるでしょう。
晴れの日には、晴れの日にできることをすればいいと思います。

