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私は統合失調症になってから結婚し、二人の子どもを育ててきました。
夫は転勤の多い仕事で、結婚後まもなく遠方へ異動になりました。
その後、私が育休を4年間取り、夫の赴任地で家族一緒に子育てをすることになりました。
とはいえ、夫の帰宅は夜8時頃。
地縁も血縁もない土地で、日中はほとんど一人で育児をする毎日でした。
妊娠したとき、私は統合失調症を抱えながら出産・育児することの現実に直面しました。
受診先が限られていたり、病気への偏見を感じるような対応を受けたりして、傷ついたこともありました。
「病気がある自分に、子育てはできるのだろうか」と不安にもなりました。
赤ちゃんが生まれれば、数時間おきの授乳があります。
眠気の出る薬を飲みながら、どうやって睡眠を確保するのか。
もし再発したら、子どもはどうなるのか。
考えることはたくさんありました。
そんなとき、主治医の言葉に救われました。「あなたは社会資源をうまく利用しながら育児していけると思います」
一人で育てられるとは言われませんでした。社会資源という言葉が心に残りました。
その言葉の通り、私は周囲の力を借りました。
産後しばらくは実家の母に助けてもらい、夜は休ませてもらいました。
夫の赴任先では助産師さんに病気のことを打ち明け、地域の医療機関や支援制度を教えていただきました。
また、授乳や排泄、体調などを育児ノートに記録し、家族やファミリーサポートセンターと情報共有できるようにもしていました。
一人で抱え込まず、みんなで育てる体制を作ること。
それが私にとって、とても大切なことだったと思います。
当時は傷つくことも多く、もっと相談できたらと思う場面もありました。
それでも今振り返ると、育児は病気の有無だけで決まるものではなく、誰にとっても大変さと幸せがあるものだと感じます。
自分でできることはする。
助けが必要なところは素直に頼る。
感謝しながら、みんなで育児していく。
それが、私が学んだことです。

