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先日、長年付き合ってくれている同期の友人とご飯に行きました。
名目は、その子の介護が終わったことへのお疲れ様会と、管理職への昇進祝いです。
思い切って、鰻(並ですが……)をご馳走しました。個室で、美味しい鰻を食べながらゆっくり話をしました。
その子は、一時は仕事や健康に影響が出るほど、ハードな介護をしていました。
私は「少し手を抜いてもいいのに」と思っていましたが、その子は最後まで手を抜きませんでした。
やがてお父様が亡くなられ、本人は「後悔のない介護ができた」と話していました。
苦しみの渦中にいながら、それに飲み込まれず、自分の信念を貫いた姿に、私はとても心を打たれました。
その子は、管理職にもなりました。
大変な中でも仕事をきちんとこなし、人の面倒も見ている。尊敬しかありません。
上に立つ立場ならではの悩みも少し聞きました。私には分からないことも多かったですが、その責任の重さは伝わってきました。
上に立つ人、と言えば、統合失調症のコミュニティを運営している方々のことも思い出します。
管理人と言っても、管理することは最小限で、つらい立場の方々に寄り添い、丁寧に居場所を作っておられる。
しかも、お金になりにくいことなのに、続けている。本当に尊いことだと思います。
昔、とても有名で有能な社会活動家の方との宴席に同行させてもらったことがあります。
その方は数か月後に亡くなられました。
その席で、
「この活動を、自分ほど真剣にできる人がいないことが心配です」
というようなことを話されていました。
上に立つ人。
人を引っ張っていく人。
そういう人には、何が必要なのでしょうか。
私は統合失調症のコミュニティに参加したとき、大きなカルチャーショックを受けました。
本当に人の役に立つこととは何か。
深く考えさせられました。
私自身には、人の上に立つ器はないかもしれません。
それでも、自分の人生の自由は自分で獲得したい。
そして、できれば目の前の人とも、自由と尊厳のある人間同士として生きていけたらと思っています。
皆さんは、どんなことをやってみたいですか。
自分のことを弱いと思っていた人が、勇気を出して一歩進むうちに、大きく成長していく姿を、私はたくさん見てきました。

