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統合失調症の人は粘りが足りないのか?


このブログにお越しいただき、ありがとうございます。


統合失調症になると、健康な人のように家庭や仕事で粘れず、何かを継続してやり続けるのが難しい、と感じる人は多いのではないでしょうか。


では、統合失調症になると、粘ることはできなくなるのでしょうか。


確かに、統合失調症になると疲れやすくなります。


長時間、一人で責任を持って仕事を続けたり、子どもをワンオペで育てたりするのは、とても大変なことです。


……おそらく、健康な人でも疲れてしまう状況だと思います。


そこに統合失調症という病気が重なると、さらに負担は大きくなります。


では、統合失調症を持っていると、育児や仕事は諦めるしかないのでしょうか。


私はそうは思いません。


子育ては、一人で背負わないほうがいいと思っています。


たくさんの人や、たくさんの場所に関わりながら育つほうが、子どもにとっても豊かな環境になるのではないでしょうか。


正直に言うと、統合失調症のために「育てられない」と児童相談所に判断され、子どもと離れて暮らすことになった方を、ネットの中で何人か見てきました。


その方たちは、児童相談所が用意した育児のプログラムを一つ一つ受け、まずは子どもとの面会から始めて、少しずつ関係を取り戻していきます。


そして、自分にできないことを正直に伝え、たくさんの支援者とチームを作っていました。


その結果、かえって子どもにとって理想的ともいえる環境を作っている方もいました。


確かに、統合失調症があると、体力勝負の育児を一人で担うのは大変です。


でも、できないことを受け入れ、何度も説明し、支援を求めながら前に進む。


これは、決して粘りが足りない姿ではないと思います。


むしろ、普通ならプライドが傷ついてしまうようなことを受け入れながら、それでも生きていこうとする姿には、とても大きな忍耐力があると感じます。


仕事でも、私は今、ちょこちょこ休みを取りながら働いています。


疲れきる前に休むこと。


そして、以前は一番言いたくなかった「自分の状態」を、丁寧に伝え続けること。


それでも仕事をするときは、分からないことを何度も調べたり、周りの人に聞いたりしながら、なんとか向き合っています。


これは、粘れないからではなく、自分の状態を考えながら、できる形で粘り続けているのだと思っています。


社会の中には、私たちのような人間もいます。


役割を果たしたい気持ちはあっても、社会の「標準的なやり方」ができないこともあります。


そのことを、少しでも分かってもらえたらと思っています。


だから私は、誰が読んでくれるか分からないこのブログを、書き続けています。

もしかすると、「一人で無理をして続けること」だけが粘りなのではなく、自分の限界を認めながら、それでも社会との関係を続けていくことも、一つの粘り方なのかもしれません。

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