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ピアカウンセリング

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

皆さんは「ピアカウンセリング」という言葉をご存知でしょうか。

(AIより)障害や病気など、同じ悩みや背景を持つ当事者(ピア=仲間)同士が、対等な立場で互いの話を聞き合い、支え合うカウンセリングの方法

だそうです。

今回は、統合失調症のコミュニティ「スキゾ」の中で、どのようにピアカウンセリングのようなことが行われていたのか、私の記憶に残っている一場面を書いてみたいと思います。

かなり前の出来事なので、細かい部分は忘れているところもあります。

また個人情報への配慮もあり、内容は正確ではない部分もあるかもしれません。その点はご了承ください。

私が参加していた数年前のスキゾ(今は分かりません)では、夜中にLINE通話が立っているグループがあるのが、わりと普通でした。

統合失調症になると、睡眠がうまく取れなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。

当時の私は少し陽性症状気味で、人とのやり取りに強く関心が向きやすい時期でもあり、いろいろなところに顔を出していました。

ちなみにスキゾの中では、LINE通話を聞いているだけの状態にしておくことを「ラジオ」と呼んでいました。

なんとなく人の気配が欲しいときに、「ラジオです」とLINEに書いて、通話を流し聞きしていることもありました。

当事者は、深い孤独を背負っている方もいらっしゃいます。

当時は私も休職し、先の見えない孤独もあったように思います。

ある深夜、そこに本当に切羽詰まった様子の方が来ました。

「もう数日、ほとんど眠れていなくて、本当に苦しくて……。昨日、少しだけ眠れて、やっと迷惑をかけずにここに来られるくらいまで回復しました。」

泣きそうな声で、本当に必死に話しているのが伝わってきました。すると、それまで静かに聞いていた方が、ご自身の経験をもとに穏やかにアドバイスを始めました。とても落ち着いた丁寧な話し方でした。

ここでは分かりやすく一人の方のことを書きましたが、実際には、いろいろな人がそれぞれの生きづらさを抱えながら、苦しんでいる人のために、その人なりの言葉で声をかけていました。

メンタルグループでのピアカウンセリングには、今もまだ、多くの改善すべき点はあるのかもしれません。

それでも、ピアカウンセリングにしかできないこともあるのではないか、と私は感じました。

その後しばらくして、私は薬を変えました。すると、陽性症状のときに感じていた、頭の中で響くような感覚が消え、頭がとてもクリアになりました。

その状態でスキゾの中にいると、以前はとても共感できていたことに、そこまで共感できなくなっている自分にも気づきました。

その代わり、当時の出来事を、以前より少し客観的に見ることができるようになった気もしています。

ピアカウンセリングには賛否があると思います。

でも、あの夜、苦しそうな声で話していた人と、それを静かに聞いていた人たちのことを思い出すと、「必要としている人は確かにいる」のではないかと、私は今でも感じています。

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