知ることは、可能性に気づくこと

英会話教室で先生とお話ししていたら、なんと父親の取引先の会社の女性の社長さんが、同じ先生に教えてもらっているということを知りました。

その社長さん、会社を大手の会社に売って、今は世界中を旅して販路開拓に努めているとか…

ちなみにその先生には、私が統合失調症だと伝えていて、先生の生徒には社長がいたり、精神障害者がいたりとバラエティに富んでいて楽しそうだな~と思いました。

最近は、やっとカタコトの英語で、外国の教育事情について質問することができるようになってきました。

私は統合失調症と転勤族、母親であること、実家の構造的な問題、自分の元からの社交的でない性質などで、今の苦しみがあるような気がしていました。

しかし、その女性の社長さんのように、同じ女性で子どもがいても、自由に生きている方がいると知ることができると、なんだか勇気がもらえます。

多分、大きな事業をしている方は、大きな借金もしたりするので苦労やプレッシャーもそれなりにあるのではないかと思います。でも、理由を並べて自分にはなにもできないと思っていても、本当になにもできないで終わるだけなんですよね~

私はこういった人達を見るとき、そこで感じたことを心の中で整理して、自問自答します。

「私はこんな人生を送りたいのか」

「私はこんな生活をしたいのか」

「胸がざわめいたり、聞いてワクワクするなら、どういうところに反応しているのか?」

「私はこんな人達のどこをうらやましいと思っているのか」

「それはどうすれば自分なりに手に入れられる可能性がでてくるのか?」

人間は、どんなに優秀な人でも、知らないことはできないそうです。

一見うらやましい人を見かけたときは、新しい可能性を知ることのできるチャンスです。

これまで、そのために色々な統合失調症の人のブログを読み漁ったり、コミュニティに所属したり、本を買って読んだりしていました。

でも、一番自分が前に進めると思えるのは、友達(仲間)と愚痴を言い合いながら前に進んでいるときかな~と思います。孤立が一番良くないです。なので、いいことがあったらなるべく皆でシェアしたいと思っています。

孤立と孤独は違うのだそうです。孤立は良くないけど、孤独なのは悪いことではない、という話もあります。

私は、子育ての過程で夫の転勤についていったり仕事復帰したりしたときに、孤立していたから辛かったのだと今は思います。

でも、多くの人のように、簡単にママ友を作ることができません。体力や精神力がもたないのです。

しかし、孤独でも、本当に大切な人と繋がりながら、孤立はしないで生きていく方法もあるようです。

孤立しているときは確かに辛いですが、本当に必要な人とつながることができて、生きていける道ができないものか?

一当事者の自由への冒険はまだまだ続きます。

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