カミングアウトのときに気をつけていること

私は昨年、職場で統合失調症だとカミングアウトしました。

そのとき、たまたま職場に明らかに私を攻撃するような人がいなかったので、仕事と家庭の両立で困りに困った末に思いきって伝えました。

同じく、統合失調症でない人たちのコミュニティでも、このブログを公開しました。

こちらは急ぎ過ぎたかもしれないと反省しています。

婚活のときも、私のやり方では、ある程度相手の人となりが分かって、常識的な対応ができそうな人だと判断してから、病気をカミングアウトしました。

私はカミングアウトにも礼儀があると思っています。いきなり相手の属性を何も知らない人に、「統合失調症です」というのは、何となくうまくないような気がします。

ある程度、相手の人となりが分かってから、生活のなかで迷惑をかけるかもしれないから、といった文脈で「実は統合失調症なんだけど、こんなことがあって困ってしまうんだ~だからこんなことをしてしまうかも知れないけど、あなたは悪くないから気にしないでもらえたら嬉しいな」と伝えられたら気持ちいいかな、それでも理解してもらうのは無理な人には無理だろうな、と思います。

それは、もう人の好みの問題なのでしょうがないと思います。人間は誰でも苦手なタイプというのはありますから。

それでもいいと言ってくれた人とだけ仲良くすればいいのではないかと思います。

今日は統合失調症とは関係の無いコミュニティで、Twitterの勉強会がありました。興味があったのですが、その人たちに、統合失調症をバリバリに書いているTwitterを万が一フォローさせてしまったら、なんか申し訳ないと思い、参加は見送りました。この辺りの塩梅が難しいところですね~

病気でない人にも悩みや苦しみはあります。確かに私は統合失調症ならではの悩みがあります。だからといってババ~ンと統合失調症だからとその悩みをいきなり読まされたらどんな気持ちになるかな?と思うと、Twitterでは公開はやめておこうと思いました。

ちなみに、ブログは、読む意志がないと読まれないものなので、公開しています。

できるだけ相手の負担にならずに必要な部分を上手に丁寧に伝えられたらいいな、と思いながら、様子を見ながらカミングアウトしています。

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