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その行動に愛と勇気はあるのか?

のっけからアンパンマンの主題歌のようなことを書いてしまいました。

私が統合失調症のコミュニティに参加させていただいて、中で活動している方たちを見ていて、とても驚いたことがありました。

そもそも、私はそのコミュニティに関わるまで自分が何かをしなくても、誰かが大切なことは全てやってくれる、自分は何かをできるような人間ではないし、そんなことをしていい人間でもないと思っていました。

自分の無力感と戦うのが実は大変でした。

そのコミュニティに参加して、統合失調症を抱えながら自分たちの苦しい経験をバネにして同じ苦しみをもった人達を助けようという人達に出会いました。病気でない人でもそんな経験をしたらトラウマになるであろうたくさんの経験を、さらにメンタルの弱ったときに経験されてきたにも関わらず、そんな社会に恨みを持つのではなく、自らの経験をあっけらかんと話したり、同じ病気の方に一生懸命寄り添って共感したり、自分の体調が許すなかでできる助け合いをするその姿をみて、自分の中の何かが変わっていくのを感じました。

それまで私は同じ統合失調症の知人がほとんどいませんでした。

病気を抱えながら社会で生きていく中で「精神疾患だから」と配慮してもらう中で、「申し訳ない」「自分は永遠に一人前になれない…」そんなうしろめたい気持ちがどこかにいつもありました。

「自分はもっと頑張らないといけない」

「もっと努力しないといけない」

すでに身体が悲鳴を上げている中、できる限りの努力や工夫をしてもどうにもならないのに、さらにそんな自分を追いつめて「もっと頑張れ」「今辛いのは自分の考えが足りないんだ」と無理に無理を重ねていました。

気が付けば自分の努力とは裏腹に、自分を認めることもできない、その結果他の何も認めることができない自分になっていました。

生きていて辛かったです。

そんな中、統合失調症のコミュニティに出会いました。

私はそのコミュニティが大好きになりました。

不調で思うようには動けない中で、自らを大切にしながらもその苦しい経験を生かして人を助けていこうとする人たちを目の当たりにして、自分自身に持っていた統合失調症への偏見が消えていきました。

「できないことはできなくていいんだ!」

「自分は頑張っていたし、そのままで生きていて良かったんだ!」

なんだか同じ病気の人達が好きになってきたら、いつしか自分への嫌悪感がどんどん小さくなっていくのを感じました。

私は統合失調症の方の「愛」と「勇気」に触れて、自分でもちょっとだけ「愛」と「勇気」をだして行動してみました。

自分の「弱さ」を受け入れて、それを前提にそのままの自分を大事にしたうえでの行動がとれるようになりました。

「愛」と「勇気」があると人生が変わることにはじめて気が付きました。

今は自分の行動に「愛」と「勇気」があるのか時々考えながら前進していく日々です。

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