睡眠を良くとるための工夫・仕事を続けるための工夫

私は統合失調症になってからも同じ会社に20年勤めてさせて頂いています。途中、4年の育休をとったり、長めの休職も何回か繰り返しているのでブランクもかなりありますが…

こんな自分でも配慮してくれて勤め続けさせてくれている会社があることが仕事を続けていけた一番の要因(奇跡)です。ただし、仕事自体は、配慮された忙しくない職場にいても、一年のうち1ヶ月くらいは朝8時から夜の9時10時くらいまで残業していたし、定時で帰ることはあまりなく、夜の7時くらいまでは残業していることが多かったです。

こんな状態で、どうやって体調を保ってきたかというと、服薬と睡眠を欠かさなかったことに尽きます。あと、悪いスパイラルに入ったと感じたら早めに休んできたことも効いたと思います。子どもをもってからは、自分にとって十分な睡眠や休養をとることが難しくなって何度も長く休むことになったりもしましたが…。

今も睡眠を良くとるために、色々な工夫をしています。

寝る前に薬をのむこと。

朝ごはんを食べて、朝から頭をフル回転できるようにしておくこと。(朝早くから頭を使うと夜早くに疲れて眠くなりやすいです。)

妊娠中に、カフェイン断ちをして以来、カフェインをとるとハイテンションになって夜眠れなくなってしまったので、今はカフェインレスの飲み物しかのみません。

夏、暑すぎたり、冬、寒すぎたりすると睡眠が浅くなって調子が悪くなりやすかったり、疲れやすくなるので、暑かったり寒かったりするときは、エアコンをつけっぱなしにして寝ます。

夏は、夜は暑い湯船に浸かりません。なぜか夏は夜に暑い湯船に浸かると身体が火照ってしまって寝付けなくなります。

冬は、逆に夜に温かい湯船に浸かって身体が温まるようにしてから寝ます。

普段からなるべく身体を動かして、ストレスを発散&身体を疲れさせるようにしています。フルタイムで仕事をしているときは、お昼休みにご飯を食べてから職場の周りを30分くらいウォーキングしていました。毎日の歩く量は微々たるものですが、運動習慣はストレスに耐性をつけてくれます。馬鹿にできません。

睡眠ではないですが、体調の悪いときは、早めに気づくように、家族に客観的な自分の体調を相談してみたり、一人になって、自分は今どう感じているかとか、その前にどういう行動をしていたかを振りかえってみます。

私の生活に一人の時間が必要なのは、この自分と対話する時間が必要だからです。好きなことをしてリラックスした時間もほしいという気持ちもあります。

自分の努力だけではどうにもならない部分は、今は統合失調症をカミングアウトして、会社に配慮してもらえないものかと色々試しているところです。

それでも最近は無理がたたってメンタルも身体も限界まで頑張ってしまったこともあります。これからは、そこまでいくくらいならクビになるのを覚悟で自分の状況を伝えてしまい、ダメならあきらめようと考えられるくらいにはなりました。

努力でどうにかなる部分は努力しましたが、そこから先は対話していくしかないのかな、と思います。

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