このブログにお越しいただき、ありがとうございます。
最近、再び片付けにハマり、特に不要な書類の整理をしています。
私は本や漫画、雑誌を年間75冊以上読むことを目標にしていて、ここ数年は達成しています。
先日、本棚を整理していたところ、以前読んで面白かった雑誌が出てきました。
暮らしの手帳の別冊『お金の手帳』(2021年11月26日発行)です。
その中に、子育てや女性への支援について興味深い記述がありました。
現金を給付するよりも、必要な物やサービスそのものを提供した方が、同じ目的をより少ない費用で達成できる場合がある、という内容です。
確かに、お金で受け取ると将来に備えて貯蓄することもあります。一方で、今まさに支援やサービスを必要としている人もいます。
私自身を振り返ってみても、最初から必要な支援を受けられていたら、「お金を使って助けてもらっている」と気にしたり、周囲の目を心配したりすることは少なかったかもしれません。
親に頼ることも、実際には多くの時間や労力を受け取っていることなのだと思います。
もちろん、お金は大切です。
お金があることで、必要な物やサービスを手に入れられますし、安心感も得られます。
それは、私たちが生きていく上で必要なものが十分には行き渡っていないからなのかもしれません。
では、もし本当に必要なものが誰にでも行き渡る社会になったら、お金はどのような役割を持つのでしょうか。
経済学では、物やサービスが限られているからこそ、その配分の仕組みとして経済が発達したと考えられています。
一方で、『FACTFULNESS』を読むと、今の世界にはまだ十分な豊かさを得られていない人たちが大勢いることにも気づかされます。
だからこそ、まずは多くの人が満たされる社会を目指すことが大切なのでしょう。
その先にある未来では、お金は今とは違う意味を持つのかもしれません。
そして私は、ときどき思うのです。
統合失調症の方の中には、現実の損得や競争から少し距離を置かざるを得なかった経験を通して、「お金以外の価値」や「人と支え合うことの大切さ」を、誰よりも深く見つめている人がいるのではないか、と。
そんな人たちの中に、お金の役割が今より小さくなった未来を考えるヒントがあるのかもしれません。

