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回復のための時期

このブログにお越しくださり、ありがとうございます。


統合失調症の陽性症状の時期を過ぎて、ふと我に返ったとき。
あのときの、言葉にしにくい不安な気持ちを、今でも思い出すことがあります。


一日中寝てばかりで、まだ認知機能が戻らない感じの頭。


少し動くだけで疲れてしまい、いつの間にか変わってしまった身体。


そして、現実に戻ったときに押し寄せてくる、
「これから仕事を続けていけるのだろうか」
という未来への不安。


そんなときは、自分で自分を信じていいのかどうか、分からなくなってしまいますよね。


だからどうか、無理をしないでください。


まずは、「年単位で休みながら、ゆっくり整えていく時間」を、大切にしてほしいと思います。


頭があまり動かなくても聴ける音楽。
少しなら読める本や漫画。
もしそういうものがあれば、それだけで十分です。
それらを「できていること」として、大切にしてください。


この時期でもできる趣味が、ほんの少しずつでも見えてきたら、主治医に話してみてください。
きっと、一緒に喜んでくれると思います。


そして、不安な自分に対して、
「そっか、今、不安なんだよね」
と、そっと声をかけてあげてください。


こんなにも大変な時期を、毎日なんとか生きている自分がいます。
その自分の本音を、どうか自分自身が味方になって、静かに聴いてあげてください。


自分の本音を、少しだけ肯定できるようになると、不思議と、現実の中でも、あなたを少しずつ肯定してくれる人が増えてくるような気がします。


統合失調症では、幻聴に振り回されて、とても苦しい思いをされたと思います。


それでも、自分の本音や願いまで、否定しなくて大丈夫です。


夢は、すぐには叶わないこともあります。
時間がかかったり、形が変わったりもします。
それでも、その方向を心のどこかで大切にしながら歩いていくと、少しずつ、形になっていきます。


最初の5年は、焦りばかりが目につくかもしれません。
それでも、回復はちゃんと、ゆっくり進んでいます。


そして、回復が進むにつれて、少しずつ、生きやすさを感じられるようになっていきます。


いちばん苦しかったとき。
いちばん大切な回復と向き合っていたとき。


そのときに感じていたことは、長い時間をかけて振り返ると、確かに自分の「芯」につながっていました。


何も前に進んでいないように見える時期でも、実は、目には見えない大切なものを、たくさん心の中に貯めていたのだと思います。

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