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20数年前に統合失調症で入院したときの職場の対応

いつもこのブログにお越しいただき、ありがとうございます。


今回は、20数年前に統合失調症を発症し、入院・退院を経て職場に復帰するまでの間、職場がどのように対応してくれたのかを書いてみたいと思います。

あるとき症状が出始めました。
職場で皆に悪口を言われているという幻聴や妄想、当時住んでいた場所が盗撮されているという被害妄想がありました。


そのときは、私にとってはすべてが現実で、とても苦しい状態でした。


数か月間、その状態を我慢してしまい、入院の数日前には症状が一気に悪化しました。仕事も手につかなくなり、親に実家へ連れて行ってもらいました。


そのとき、大学時代の恩師が
「とにかく“病院”と名のつくところに入れてあげてください」
と助言をしてくれました。


通勤途中にあった精神科病院に、私自身の希望もあり入院することができました。今振り返ると、あのとき入院につながったことが、回復への大きな一歩だったと思います。


入院中、職場の上司たちは病院まで来てくれました。
私は人に会える状態ではなかったため、主治医が対応してくださり、後日、上司たちの名刺を見せてくれました。


約3か月の入院を経て退院し、その後は、職場の上司が探してくれた主治医のもとへ転院しました。

休職中、たまに職場へ顔を出すことがありました。体調がまだ悪い時期に普段着で行ったときは、上司たちも不安そうでしたが、回復が進み、スーツを着て行ったときには、少し安心してもらえたように感じました。


復帰前には、主治医・上司・私の三者で打ち合わせの場を設けてもらいました。


そして職場に復帰しました。


普通に仕事をしている私を見て、職場の人たちは
「もう二度と普通に働けないと思っていたよ」
と、驚きと安堵が混じったような表情で声をかけてくれました。私自身も、心からホッとしました。


それ以降は、必要な配慮をしてもらいながら、通常の業務を続けてきました。仕事のことを普通に相談されたり、頼られたりすることも増え、職場で嫌な思いをすることはあまりありませんでした。


ただ、復帰後しばらくの間は、仕事以外の時間はほとんど寝て過ごしていました。


人事異動の際には、実家の近くへの異動を希望しました。上司はその事情を理解してくれ、それ以来、実家近くの職場を異動しながら働いています。そのおかげで、今も仕事を続けられているのだと思います。


職場で無理をしすぎず、すり減らない形で仕事をこなせれば、普通に生きていくことはできると感じています。


ただし、キャリアアップを目的としたハードな職場だけは、健康に影響が出てしまい、私には合いませんでした。


今の自分から振り返ると、職場は、仕事を続けられている限りは、必要以上に厳しいことを言ってくる場所ではなかったように思います。


不安な気持ちは常にありましたが、働き続ける中で、少しずつ信頼関係を築いていけたのかもしれません。
振り返ってみると、私は職場にとても恵まれていたのだと思います。

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