統合失調症になると夢を諦めざるを得なくなることが多いと思います。
不思議なのは、私は統合失調症以外の理由で夢を諦めざるを得なくなって、統合失調症をきっかけに新たな夢というか希望が手に入るところです。
なんでそうなるのかというと、統合失調症前の夢だと思っていたものは本当の自分の望みではなかったからです。
本当の望みは他にあったのです。
でもその夢はどうやっても叶えられなかったのです。
葛藤しました。
自分を傷つけました。
ものすごく苦しんで、ご飯の味も感じられないのに過食したり…
そして、統合失調症になったり、再発したりしました。
その前に持っていた夢だと思っていたものは諦めなければならなくなりました。
でも、統合失調症になって、陽性症状で苦しむ中で、本当の望みが見えてきました。
それは、人から見たら多分変なんです。
でも、その幻は私を救ってくれました。
夢はなくなったところからが勝負です。
その時、あなたの本当に欲しかったものが見えてきます。
そうすると、夢はまた作り直せます。
大丈夫。
今度はもっと素敵な、あなたの本当の夢が出来上がります。