私は数年前に統合失調症を再発させたときに、ホセ・ムヒカさんの伝説の演説の中で「大陸に運河を造るんだ!砂漠に木を植えるんだ!」という言葉を確かに聞きました。しかし、その後、症状が治まってからその動画や文字にしたものや、絵本になったものまで見たのですが、どこにもその言葉はありませんでした💧
私はあの言葉を聞いたとき、身体が震えるほど感動したのにあれは何だったんだろう?と狐につままれたような気持ちになりました。
回復していくうちにその言葉を糧にして、つらい時期を乗り越えるようになりました。まだまだ道半ばですが。
その夢は、今の仕事の延長線上にある気がして、復帰したばかりのほとんど仕事がない時期にそれを目的にして、そこに行くまでの目標をいくつか作って、それに向けて動き始めました。
毎日、できたことを手帳に書いて、自分を励まして、つらい時期を乗り越えてきました。まだまだですが。
ストレングス・ファインダーという自分の強みを計測するテストがあるのですが、私はその上位の資質、強みとも言えるし、自分の行動のエネルギー源みたいなものが、ほとんど人間関係で占められていました。
私の欲望は何かを成し遂げる事ではなく、仲間とわいわいやっている方なんです…
しかもどちらかと言うと、誰でもいいわけでなく、気のあった人と細く長く付き合う方らしいです。
自分の一番の親友は自分です。本当は気づいてないだけで誰でもそうだと思いますが、私は特にそう感じるタイプです。自分を裏切ると統合失調症というか、精神状態が悪化します。
今日は新しい仕事を持たせてもらえそうなことを、隣のお兄さんに言いました。
その仕事は、お兄さんが去年までやっていた仕事に近く、本来ならお兄さんがやりそうな仕事です。それを、メンタルの疾患で長く休職して、やっと定型的な仕事をしている私がやるのはよく思われないかもしれません。お兄さんを差し置いて、私がやることに少しだけ気が引けます。
今日はお兄さんに、私から早めに言いだしました。「自分は職場の皆が当たり前に持っている仕事を持ったことがなくて、今回の仕事は分量も多くなく、体力がない私がその経験を積める数少ないチャンスをもらえたと思っています、去年までたくさん仕事をしてきたお兄さんに、わからないところは聞きたいのでよろしくお願いします。」と伝えました。
お兄さん、傷ついていたりしないといいなぁ…
今日は疲れてきて、最後の1時間位、仕事の学習をしていましたが、頭に入らなくて困りました。
私はなんとか復帰して、ここまで来ましたが、疲れやすく、疲れると頭が働かなくなります。頭が動く程度の体調を維持しながら、成果を出し続けることに今よりも挑戦することになります。
趣味の英語は今はしばし休んで、仕事を覚えること、特に疲れないで学習を続けられることに注意深く取り組んでいます。
私は大切にしたい人たちを大切にしながら、仕事も覚えていきたいです。
自分にとって、本当に大切なものはなんだろうとたまに自問して、周りの人たちが大切にしているものはなんだろうともたまに考えています。
でてきた答えは、仕事は必要な部分は頑張る。面白いところは楽しんでやる。それ以外は休む。遊ぶ。楽しむ。人には敬意を持って接する。
これかなと思います。