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薬の微妙なさじ加減

私はかつて年単位で統合失調症当事者の方のブログを毎日1時間くらい読み漁っていました。

医師の書くブログも参考になるものもあるのですが、当事者を尊重してくれそうな人ばかりではありません。

当事者の方の本音を書いたブログは、病気を抱えて生きていくのにとても役に立ちました。

当事者のブログを追っていると、どんなときにその人の事態が好転するのかも見えてきます。

そうして、私が見てきた中では、やはり統合失調症当事者の方の人生が好転するきっかけは合う薬の種類と量が分かったときだと感じました。

例えば、ずっと統合失調症の症状で苦しんでいた方が、転院して、腕のいい主治医に薬を変えてもらった途端、ブログを書くのをやめて人生を謳歌し始めた人もいました。何をしても辛そうだった人が、治験に参加して、いきなり幸せそうになった人もいました。

逆に、薬をのむことをやめて、治療のやり直しになった人もいました。

そのため、私はたとえ眼球上転の副作用があっても、抗精神病薬はのんでおこうと思っています。

せっかくブログも書いているので、時々抗精神病薬を自分の身体で試した経験を書いて、情報をシェアできたらいいなと思っていました。

私は統合失調症を発症してから8年間、ジプレキサ5㎎(最初はもっと多かったです)で生活してきました。それから、眼球上転の副作用のでにくいエビリファイに変えて、それでも結局その副作用はなくならず、量も12㎎に増やして11年間のみ続けました。

変薬した当初、主治医は経過のいい私を見て、エビリファイは6㎎でいこうとしていました。ただ、私の感覚として、6㎎だと、地に足がついてないような心許ない感覚があったので、最終的には12㎎まで増やしてもらいました。

医療の専門家ではないあくまで素人の見解なのですが、統合失調症は脳内の元々の代謝では脳にダメージがきてしまうため、薬をのんで代謝を整えるのが治療になるように考えています。そして、各当事者の脳の代謝も違うため、合う薬が人によって違うのだと感じています。

例えば自分だと、エビリファイもよく効いてはいたのですが、賦活作用で元気になりすぎて、人間関係に悪い影響があったようにも思います。今思えばなんだかいつも怒っていました。

ここ数年でリスペリドンを試したときは気持ちよくなって自己肯定感が跳ね上がりました(苦笑)そして色々やらかしました💧

そういう薬の微妙な効き方は、人生にかなり影響します。

統合失調症の治療では、陽性症状さえなくなればいいと考える医師もいますが、薬で生き心地もかなり変わるので、それをわかってくれる医師に出会えるととても生きやすくなると感じています。

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