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プライドを捨てるところ、持つところ

今日もやっと仕事が終わりました。

職場にいると、最近、以前よりは周りが見えるようになってきて、自分がいかにできることが少ないかが分かってきて、凹むことも多いです。

普通の社員さんでは、私のポジションでは辛くていられなくて辞めていくのではないかと思います。実際そういう方もチラホラと見かけます。

私はそういう意味でのプライドはそんなに高くないので、自分から末席を希望して、下働きのようなことも、若い同僚の方と協力して、率先してやるようにしています。

職場の殆どの人が、私よりも出世していて、私よりも20年以上若い方が、私よりもはるかに重い仕事をこなしています。

他人を基準に比較したら、私は辛くて仕方なくなると思います。

でも、割り当てられた仕事を、自分なりに学んで、それを形にしていくと、とても面白いです。

必死に取り組んでいると世の中の形が見えてきたように思えてわくわくします。

職場の配慮、いつまで続けてもらえるか、その間に私がどこまで成長できるかは、毎日自分との葛藤の中で試行錯誤しています。

皆との比較には、プライドを持たなくていいと思います。でも、高くはなくてもプライドを持てるようになりたい仕事があります。

その仕事は、ありとあらゆる部署で、うちではやりたくない、あっちいけ、と言われてきた仕事です。私みたいだな~と思って、なんだか嬉しくなったのを憶えています。私はその仕事にちゃんと取り組めるようになりたいです。

今年から、新しい仕事をまた少し多く持たせてもらいました。

空いた時間に、それの過去の書類を片っ端から読み続けています。

書類に載ってないところはインターネットで検索して、家で印刷して職場で読んだり、関係する書籍を買ってきて読んだり…

仕事の割にたくさんのお給料をもらっているので、自腹でもありがたいと思っています。

努力は全て報われることはないかもしれません。でも、本気で取り組むと、努力ではなく、自分が生きている、自分の人生を生きているような気持ちになってきます。

私は今、世の中のパズルを夢中になって解いています。

もっとこの仕事をしたいと思いながら、頑張りすぎないで定時で帰れる、ありがたい配慮にとても感謝しています。

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