私はとある母親のコミュニティに参加させていただいています。
普通に生きていたら、とても会えなかったであろう、すごい人たちがたくさんいます。
そんな中で、私は統合失調症であることをカミングアウトして参加しています。
面識のほとんどない人たちに統合失調症をカミングアウトできたのは、ちょっとの勇気と、そのコミュニティの包容力のおかげです。
そのコミュニティでは、「誰も否定しない」という唯一のルールがあり、誰も否定しないということは、自分も否定しないことでもあるそうです。
実際は、色々な事情を抱えた方たちが参加されていて、それでも、勇気をだして一歩を踏み出していらっしゃいます。
統合失調症に限らず、皆、事情は色々です。
それでも一歩を踏み出す力、勇気を出させてくれる場の力がそのコミュニティにはあります。
そんな中で、統合失調症をカミングアウトしています。
私は周りの人たちに気を使わせていないか、不快な思いをさせていないか気になります。
このコミュニティで学んだことの一つに、人間関係が欲しかったら、自分から心を開いて作っていくものだというものがあります。
それを、その「誰も否定しない」というルールに守られながら、小さな挑戦を繰り返します。
まずは、皆に投げかけられた投稿に、楽しげに応えてみよう。
何かをしてくれたことに、いつもは無理でも、できるときはちゃんとお礼を書き込もう。
いいと思ったことは、どんどん褒めてみよう。
それでも、たまに、疲れてくると自分自身への偏見がわいてくるときがあります。
どうせ私なんて…
そんなことを思いそうになるとき、そのコミュニティで、私が投稿したことに反応してくれる人たちがいます。
その人たちは、普通の人なら動けなくなるような反応がない恐怖を乗り越えて、自分でコミュニティでイベントを立ち上げて、実際に運営しています。
たくさんの始めて、たくさんの勇気…
私もめげてばかりはいられません。
家庭も仕事も体調もあるので、皆のようにはできなくても、私は勇気をもらっています。
結局、頑張っている、挑戦している仲間たちがいることが、私の勇気に変わります。
もうちょっと、できることをやってみよう。
スキゾも好きだけど、私の今の悩みの本丸は、実は母親であることの方が近いです。もちろん、その中で、統合失調症であることも色々な制約にもなってはいます。
たくさん休みつつ、それでも一歩を踏みだし続けると、どうなるのでしょう?しかも、とても小さな一歩です。たまに動けなくなります。
それでも、私は、私の人生を生きたいです。
懲りるな自分。愛と勇気で進むのだ!