私は昔から、「はなちゃんは窮鼠猫をかむタイプだね」と言われるほど、追いつめられると力がわいたり、何かに助けられるタイプでした。
確かに統合失調症になったのは大変でしたが、そのときに友達(と自分が思っていた人達)は誰も離れていかず、かえって人を信用することができるようになりました。
主治医にも恵まれ、最初は急性期の得意な先生に、入院1ヶ月目で一切の陽性症状がなくなるほどよく治してもらいました。それから、本当に味方になってくれて、社会復帰を助けてくれる主治医のH先生に助けられて無事に職場復帰ができました。
数年前は、婦人科の病気で「滅多に無い事例でどうして良いかわからない」と医師に言われて戸惑いましたが、良い病院を探しているうちに日本で最先端の病院と医師を紹介してもらい、本来よりかなり身体の負担の軽い手術を受けられました。
どん底から何度も這い上がる経験をしているうちに、助けてくれたものに感謝していくなかで、恐怖は克服していけるのだそうです。
今、また、仕事で窮地に陥っていますが、これも自分が撒いた種を刈り取っているのだろうと思います。
私は仕事よりも色々なものを優先してきてしまいました。仕事も大切でしたが、それより優先しなければならないものがたくさんありました。
どん底のときに助けてくれるものって何だと思いますか?
それは、実は、本当の意味で自分が大切にしてきたものなのではないかと思います。自分は自分を大切にしてこなかったから、統合失調症になった。でも、そこで、はじめて自分の気持ちに正直に生きるようになったから救われたのではないかと思います。
皆さん、自分を大切にしていますか?そんな自分を大切にしてくれる人を大切にしていますか?自分が幸せでいるために必要なものたちを大切に扱っていますか?
案外と大切なものは近くにあって、見えてないだけかもしれませんよ😃