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統合失調症だと視野が狭くなるのか?

今日、とあるラジオを聴いていて、外国にいって視野を広げたいという人に対し、外国に長く住んでいる人が、どこに住んでいても、視野を広げようとしないと広がらない、ということを聴きました。裏を返せば、どこにいても、どんな立場でも、視野を広げようと思えば広げられるということでもあるかもしれません。

以前に統合失調症の人のことを、多面的な見方が苦手だという記事を読んだことがありますが、それは病気になりやすい元からの性質なのか、病気の症状で余裕がないからなのか、それとも病気で社会経験が少なくなってしまったからなのか、それとも本当にそうなのかな?と思いました。人によるかもしれません。

視野が狭いというよりは、経験が社会で普通?に生活している人たちよりも特殊なことが多いので、視点が違うだけかと思うときもあります。これからの時代は、医療も福祉も良くなってくるので、統合失調症の経験と、社会経験が重なり、かえって普通の人よりも視野の広い人が増えていくだろうと思っています。

たとえ今、視野が狭く思えても、病気を乗り越えて足を踏み出していく経験は、病気でない人よりも大変な分、とても良い視点が手に入るのではないかと思います。

それに、普通?の人のようには生きられないのは、当事者本人のせいではありません。病気にはなりたくてなったわけではなく、それがきっかけで視野を広げる機会を失うのは本人にとっても社会にとても悲しいことです。

自分に関していえば、視野が狭いなと感じることはあります。

統合失調症になるよりも前から、学校では単独行動派で、母親になってもママ友を地元で作ることができません。

気をつかった生活を普段していないので、社交慣れしておらず、子供会の集まりなどでは父兄の顔と名前がわからないという悲しい事態に直面しています。

確かに悲しいし、情けないのですよ。しかし、性に合わないことをしようとすると、ものすごく神経を消耗するのです。

統合失調症の人は、社会のなかでマイノリティとして生きることが良いとも聞きます。

私も社会のマイノリティとして、多くの人のようには生きられなくても、できるだけ迷惑をかけずにマイペースに生きていけるようになりたいと思っています。

余裕があるときに少しだけ何かに挑戦して、視野が広げられればそれで十分かな、と思っています。

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