人を助けようとすると自分も救われていく

最近、職場でやることがなくて、仕事と同じ分野の本の13冊目を読み終わりました。生産的なことはあまりできていませんが、ひとつの分野の本をじっくり読み込んだことはなかったので達成感はありました。読んでいるととても多くの気づきがあります。統合失調症を全面にだして以来、仕事がないのは辛いですが、学ぶ時間だけはたっぷりとれています…

これまで私は色々な分野の職場に行っていて、そこで0から覚え直しということが多かったので本当はどこかの分野で深く掘りさげて仕事をできるようになってみたいです。

今はいい時代になってきていて、統合失調症になっても、弱さは抱えているけれど、普通に暮らせる人はたくさんいます。私もこれまで職場で3人、同じ統合失調症かな?という人に出会っています。統合失調症になっても休んで、また復帰して、普通に仕事を継続できている人をちらほら見つけます。

確かに目の前の悩みはありますが、ひと昔前の、統合失調症になったら一生病院からでてこられないイメージの時代からみたら、やっぱり今はとてもいい世の中になったなあ、と思います。

私の尊敬するホセ・ムヒカさんは「悩みがあったら同じ悩みの人達で集まって、団結して社会を変えていくんだ!」と言っていたそうです。

また、別の話では、毒親育ちでどうしてもパートナー選びで失敗する人は、同じように苦しんでいる人を助けると、いつの間にか心の中の低かった自己肯定感が癒されていくとも聞きます。

情けは人の為ならずと言いますが、確かに、自分のだした善意はなぜかまわりまわって帰ってくるような気がします。

統合失調症に関して、私は以前、統合失調症コミュニティのスキゾでできる限り相談に答えていました。自分もたくさん話を聞いてもらいました。

それで、それまで自分に持っていた偏見がどんどん小さくなっていくのを感じました。

気がつくと、とても自由に、自分の人生を生きられるようになってきました。

もしも、今、どうしようもなく悩んでいることがあったら、同じ悩みの人達と仲間になることをおすすめします。そして、その人たちのために何かしようとしてみてください。

いつの間にか、自分の中の悩みが消えて、自分の人生を生きられるようになっていると思いますよ😃

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