小さなできたを喜ぶ

私は統合失調症をはじめ、精神疾患ですでに何度も休職をしています。

復帰して数ヶ月の私には、上司たちは重い仕事を任せるわけにはいかず、古い書類の分別・廃棄作業とか、簡単な入力作業とか、皆が残業しまくっているなかで、一人定時で帰ったりとかあまり褒められたことはしていません。

そんな中にいると、自己肯定感が下がりがちになります。何度も考えるとそういう回路が脳の中にできると思うので、なるべく考えないようにしてはいますが、時々、自分はいない方が良いんじゃないかとかどうしても思ってしまいます。

でも、ここまで闘病を頑張ってこれたのは仕事と職場の人たちがいてくれたからです。またここで仕事をしたかったからです。

ここであきらめたくはありません。できることはやっておきたいです。

統合失調症の回復には時間が必要です。私は5年後に職場の「一人前」に仕事をできる人になるのを当面の目標に、今は体調の回復に力を入れています。

『運動脳』という本で、運動すると脳の回復力を上げることができると読んで、朝とお昼休みには、できる限りウォーキングをしています。

家に帰ってもストレッチや筋トレ、ゆる体操とか、身体をほぐしてリラックスできることをできるだけしています。

頑張りたくなるのを必死に抑えながら、今は頑張り過ぎず、疲れる前にお茶をのんでぼーっとしたり、とにかく回復傾向に持っていきながら少しずつ仕事を軌道にのせるようにしようとしています。

20年前、統合失調症になって入院までしたとき、私の人生を救ってくれた精神科医の先生がいました。その先生は、統合失調症を発症したあと、また何かができるようになると、一緒になってとても喜んでくれました。それが嬉しくて、とても励みになっていました。

先生はもうご高齢でお亡くなりになっていますが、「小さなできたことを喜ぶ」って、とてもメンタルに良いので、今も生活の中に取り入れています。

毎日、手帳にできたことを書いて、それを見て、頑張っているな~、うん、頑張っている。無理は禁物だな~とか思いながら眺めています。

数年前は、疲れきって、その日のうちにお風呂に入ることもできませんでした。それが、毎日お弁当をつくれるまでになりました。

周りを見たら一番後ろを走っているように思えても、自分を振り返ってみれば、着実に進歩しています。ゆっくりだけど、着実に歩いています。

小さな成長はなかなか気付きにくいけど、確かに自分はここまで歩いてきています。それを数えて、認めていくと、気持ちが少し落ち着いて、小さな自信になってきます。

良くなってきたことは、素直に人に言いましょう。

それまでできなかったことにも気づかなかった人が、その話を聞いて、統合失調症への理解を少しずつしてくれるようになりますよ😃

タイトルとURLをコピーしました