20年以上前、統合失調症を発症して医療保護入院になりました。それから完全に回復したと思えるまで5年かかりました。
統合失調症は脳の病気なので、回復まで時間がかかります。
1年数ヶ月前に統合失調症を再発させたとき、また回復まで持っていくには時間が必要になりました。今回は脳というよりは身体のダメージが大きく、人生の忙しい時期でもあるので、社会的に困らないところまで復帰するには、また5年くらいを見込んでいます。
本当に、統合失調症からの回復には根気が要ります。
だからこそ、復帰も長い目で見ていくのがいいかもしれません。
ぼんやりでもいいから年単位で目標を持って、復帰を焦らないように、道中を楽しめる工夫をしていくのが良いのではないかと思います。
自分は5年後に1人前に仕事をできるようになっていたいです。英語も正確に意志疎通できるようになっておきたいです。それでやっと夢へ向かってスタートできると思います。
私は目標は自分の気持ちに正直に設定してしまっていいと思います。叶うとは限らないけど、自分の気持ちに正直な夢でないと本当の意味でやる気がでないのではないかと思います。
それから、今度、1分間のスピーチで皆の前で夢を語ってみようと思います。人に笑われてもいいから、言ってみます!
変わりたいです。私のアップデートは、夢を言葉にだすところから始まります。
今、手帳に「ケア」と「スキ」と「シゴト」でできたことを毎日書き込んでいます。
5年で間に合うかは分からなくても、毎日、できたことを確認して、自分を励ましていきたいと思います。
私の夢は、統合失調症を再発させたとき、尊敬するホセ・ムヒカさんの演説のなかで、私だけが幻聴として聴いていたことです。
「大陸に運河を造るんだ!砂漠に木を植えるんだ!」
これまで、大きな夢はみたことはなかったのですが、統合失調症が夢をくれました。
夢も希望もなくて毎日死にたいと思っていた自分に夢ができました。
夢を持つと、夢を叶えられる自分でいたいので、無理をすることをやめられました。今は職場でも統合失調症のことや眼球上転の副作用のことを正直に話せています。
背伸びしないで自分のままで挑戦してみようという気持ちになりました。
実は夢が叶うとか、叶わないとかはあまり気にしてなくて、夢に向かって進めていけることがとても嬉しいです。