陽性症状のときと回復したあとで、できたこと、苦手になったこと

一般には統合失調症の陽性症状がでているときは能力が低くなっていると思われるかもしれませんが、振り返ってみて、陽性症状のときの方が得意だったこと、苦手だったことがあったので、記録と参考までに書いておこうと思います。

陽性症状のとき、確かに認知機能が日々弱っていたように思います。パソコンの小さな不調を今なら簡単に何とかできるのに、当時は妄想の中で「パソコンにも魂があって今はパソコンから何かメッセージを受け取っているんだ!」と実は本気で信じていました。

そんな状態で仕事ができたかというと、ある程度まではできました。陽性症状のとき、私は抗精神病薬のリスペリドンを必要な量の半分まで減らしていました。それで、どうなったかというと、謎の全能感、自分は皆に好かれているという謎の自信、自分も好きだし人も大好きだ~!という謎の強い意思で、頭の悪さを逆手に取った方法で仕事をこなしていました。

しかし、ある程度の時期を越えると、脳が疲労を起こしていたのか、妄想が強くなり、さらに認知機能が弱まり、道を歩いていると車から監視されているという妄想が始まり、最後には怖くて布団からでられなくなって、主治医に診断書を書いて長い休みをもらうまでになりました。

陽性症状のときの途中までは、子どもの同級生のお母さんが来れば楽しく会話でき、職場の人とも会話が弾み、皆と打ち解けて、とても幸せに過ごせました。このまま状態が悪くならないなら、少しぐらい頭が悪くても勘違いでも、人に好かれていて、自分も人が好きだと感じていた方がとても幸せだったと思います。

ただ、認知機能に問題があって物事の先が読めなかったので、普段なら絶対に渡らない危ない橋を色々と渡ろうとしていました。例えばFacebookの友だち申請をこれも運命だと思って皆承認していたら、気がついたら謎の外国の方から友達申請が千件くらいたまって、怖くなってアカウントを削除したりもしました。

回復した今はどうかというと、認知機能も回復して、パソコンの不調は調べて直すことはできるし、危ないことは、陽性症状のときよりは予測できるので快適に生きられるようになりました。

ただ、人間関係では、当時の向こう見ずに皆に心を開くことができなくなってしまって、そこは生きていくのがちょっと大変になりました。確かに陽性症状の一時期は今より幸せだったのが不思議です。

統合失調症って、不思議なことが多いですね~

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