マイナスな気持ちの使い方

最近、ネットが発達して、オンラインコミュニティなるものにいくつか参加させていただいています。

私の尊敬する人が、「もしも悩みがあるなら、同じ悩みがある人たちで集まって、団結して世の中を変えていくんだ。」と言っていたのを見て、私は、自分と同じ悩みを持つ人たちのコミュニティに参加してみました。

そこで話していて、驚くほど自由になったのを感じました。人に言えない悩み、人に言ってはいけないと思っていた悩みがたくさんあったのですが、同じ悩みのコミュニティではその枷が外れるので、とても自由にいられました。それまで、自分はその悩みをもっていたことで、「自分はここにいてはいけない」「自分は間違っている」「できない自分には価値がない」と思っていたのだと気づきました。それくらい、自分を縛っていたのだと。そしてその悩みをもつ自分が悪いのだと思っていました。

同じ悩みをもつ人たちと話すうちに、その悩みは自分のせいではないのだと理解しました。その中での違いも少しずつですが受け入れられるようになってきました。自分が許されたような感覚になって、初めて、人の話も受け入れて聴くことができるように少しだけなってきました。

私は、かつてはマイナスの気持ちを、逆境を跳ね返すガソリンとして使っていました。今はちょっと変わりました。

マイナスの気持ちには、「答え」が隠されています。自分の中の「答え」と違う方向に行っているから悩むようなのです。

マイナスの気持ちはそれを使って自分をより深く知ることもできるし、その経験があるから人と共感することができて孤独から救われるのだと分かりました。

でもストレスに潰されるのはもうこりごりなので、体調を維持することや、なるべく人を傷つけないようにストレスを発散する場や方法には気をつけようと思います。

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