カミングアウトして良かったこと

明後日からいよいよ職場にお試しで出勤できることになりました。

統合失調症をカミングアウトするには勇気が要りましたが、カミングアウトしたことと、産業医をはじめ統合失調症を知る専門家に繋がることができたことで、適切な配慮を受けられそうな展開になってきました。

職場復帰のための会議では、上司と産業医だけで話しているときに、産業医が上司を説得してくれているような雰囲気がしました。統合失調症のハンデをよく理解して、それを専門家の立場から伝えて適切に配慮することを進めてくれることは本当にありがたいです。

数年前まで統合失調症を隠すためにものすごく苦労していたのが嘘のようです。

実は産業保健師さんに統合失調症だと正直に伝えてこれまでの経緯を話していたときに、

「本当に、正直に言ってもらって良かったです。実はこのあたりの精神科の先生の中には、統合失調症というと偏見があるからと本当のことを隠してしまう人が多いんです。そうすると、適切な配慮ができなくて、かえって本人が困った事態になることがあるんです。」

と言われました。

これまで生きてきて、統合失調症だと話して「これって偏見・差別?」ともやもやしたこともあったので、カミングアウトするときは本当に勇気が要りましたが、もう他に手段も思いつかなかったので、思いきって言ってみました。言ってみて良かったです。

カミングアウトして良かったことの2つ目は、話せる情報が格段に増えたことです。

統合失調症を隠していると、病気に絡んだことが芋づる式に言えなくなって、「変人」で通すしかなかったことが、カミングアウトすることで実は病気のためだったと素直に話せるようになりました。また、統合失調症を隠そうとすると言えなかったこれまでの貴重な経験も話せるようになりました。

会社に残ったまま、病気をオープンにして仕事をできる日がくるとは10年前には思ってもいませんでした。

統合失調症を取り巻く環境は変わってきているようです。

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