受け入れて残る道

数年前、入社しているときからお世話になっていた会社の先輩が退職されました。

私と同期の友人の二人で、ささやかながら送別会を開いて見送ったのですが、退職されるその方は人生で初めてメンタルの体調を崩して3ヶ月休んでしまってそんな自分が復帰することが許せなかったようでした。

そして、仕事を休んだ3ヶ月の間に転職先を見つけて、転職されてしまいました…

私の場合は、20年前に統合失調症になってしまって、その情報は他の支店の同期の子やその先輩にも伝わっていました。

病気の症状で、職場でもおかしくなって、統合失調症への偏見があることもわかった上で、私はほかに生きる道も思いつかず職場復帰を選びました。

同期の子は、私が統合失調症だと知りながら、知らないふりをしてずっと付き合ってくれていました。

先輩を見ていて、自分の精神疾患を受け入れることは実は大変なことなんだな~と思いました。

そういえば、私も復帰するときの視線は辛いです。

私はど田舎に住んでいて、転職するのも難しく、何度か休職しながら面の皮厚く続ける道を選んでいます。

仕事のブランクがあることも、周りの視線も、自分が職場の普通ではないことも、最近は慣れてきてしまいました。

仕事を続けても続けなくても理不尽はあるでしょう。

どちらの道の方が良かったのかは私には分かりません。

今は仕事が好きになってしまったので、崖っぷちでも恥ずかしくても続けています。

もう、普通の人、人並みの人ではいられませんが…

私には、一人前や普通であり続ける道は選択肢にはありません。それは体調的にできません。でも、獣道を歩きながら、時々それでも温かく善意をくれる人たちに出会うと、生きていて良かったなあ、と思います。

それくらいで十分です。

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