片付けのその後

統合失調症の陽性症状がでている1年前に、夢中になって片付けをしました。

あの頃は、モノを手放すことが、モノの命を奪うように感じていたので、とてもエネルギーを使いました。

自分にとっては真剣勝負のように、「このモノが一番輝けるのはどこだろうか?」と一つ一つのモノと向き合い、身を切るような気持ちで色々なモノを手放していきました。

とても大変な作業でした。

しかし、そのお陰で、部屋はこれまでにないほど綺麗になり、遊び心や楽しみもたくさんある、自分史上最高に居心地のいい部屋になりました。

それから、片付けで、辛い思いをしてたくさんのモノを処分した影響で、以前ほど簡単にモノを買わなくなりました。本当に必要だと思えるモノしか買わなくなったので、その分お金が貯まるようになりました。

それから、モノの生かし方を散々考えたのでモノの置場所がすぐ分かるようになって、また、動線もかなり改善されて、何かをするときにモノを探すストレスがなくなりました。時間的にも以前よりもとても余裕がでできました。

捻出できた時間で、自分にとって挑戦的なことをやるようにしたら、昔はやりたいと思ってもできなかったことを、今は当たり前のようにいくつもやり遂げています。

ちなみに、床面積がとても広くなったので、掃除も簡単になりました。

片付けにはすごい力がありますね。

それでも、毎日の生活で色々なものが滞ってくるので、時々は再度片付けをしないといけませんが、以前に思い切り大鉈を振るったので、最近の片付けは、微調整くらいの感覚で済むようになりました。

最近、自分の権限だけでは片付けられないところを見て、片付けたくてウズウズしてしまうのはどうかと思いますが…

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