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先生と患者、家族のすれ違い

20年前に統合失調症を発症して精神科病院に入院しました。

その病院には入院する数ヵ月前に一度受診していました。

私は当時統合失調症(精神分裂病)の存在を知らず、薬と休養がどれほど大切かも知らずにそのときの先生の指示を無視してしまい、無治療で数ヵ月我慢して、結果入院するほど病状を悪化させてしまいました。

しかし、入院するときは、私の方から家族に「この病院にかからせてほしい」とお願いするくらい信頼していました。

たった一回診察してもらっただけなんですけどね。

実は、この病院の先生は当時、私が家族との関係で悩んでいたことを話してありました。親に何を言ってもまともに取り合ってもらえなくて、痛くない指先のように、好きなように私の人生を操作してこようとしていること、そして、それが辛くて仕方ないこと。

たった一回の診察でしたが、先生はちゃんと話を聞いて、私の悩みを受け止めてくれていました。

後から妹から聞いたのですが、私が入院してからも、親は私を病気で思うように動かせなくなって焦っていたようでした。当時の主治医と両親と妹で話し合っていたとき、親の私への態度に当時の主治医の先生がキレ気味になっていて、それをわかっていた妹に「あなたももっと親に言ってやってくださいよ💢」と渇を入れられていたと後で聞きました。

親はそんな先生の話も全く理解できずに「こんな精神病院なんかに入れられたらおかしくなる!」と焦って、後に私を転院させました。

この時、実は妹と当時の主治医の先生の方が私を分かってくれてたんですけどね~

私は意外と入院生活に馴染み、お友達が「一生入院なんてイヤだ!」と言っていたなかで、「一生入院でいい」と、親の権力の及ばない病院でやっと安心して生活していました。

なので、転院の話をされたとき、実は悲しかったです。

実際には親の意向通り転院して、結果的に転院先の主治医も良い先生で問題なかったのですが…

ただし、転院先の先生には、親の文句は言わないでいました。たまたま言う機会がなかったのですが、その先生は誰のことも本当に尊重して接してくれたので、誰かの悪口を言う機会もありませんでした。

どちらの先生も、それぞれのやり方で、それはそれは力強い味方になってくれました。

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