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子どもと向き合う

年末になって夫が帰省してきました。

直前になって、私がわがままで来ないでと言ったら、次の日、ゲリラ的に強硬に帰省してきました…

それで私は具合が悪くなりました。

それをみて、父親は夫のことを不憫に思って、夫に冷たく接する私に怒鳴り付けました。

「お前なんか入院しろ!」

と怒鳴られました。

父親は一家の主が尊重されないことが許せなかったようです。

母親は私を追い詰めるような言い方はしましたが、私がこれ以上具合が悪くなったら困るから、一応話を聞いてくれて、納得は全くできないようですが、私の態度を一応認めてくれました。母にお金を全く払っていなかったら、母親は父親と同調しかできなかったと思います。

夫がきて、私は辛くて仕方ありませんでした。夫が来ると私は夫に依存したくなってしまいます。でも、夫は必ず帰ります。

夫と一緒に暮らしたくて、私は4年の育休を取りました。職場では前代未聞でした。復帰するときは、統合失調症での休職から復帰するときより大変でした。

私は、両親を心から信用することができなくて、いつも実家では微妙な力関係を読みながら、子どもたちにはそれをなるべく感じさせないように気を配って生きてきました。

女の人はそういうのを感じる方は多いのではないかと思います。男性はもとから人権がある人が多いからあまり感じないかな?

その中で、子どもたちとナチュラルに心から楽しんで自分を許して遊ぶことがなかなかできませんでした。

両親はできるのですが、両親と一緒の状態の私はそれがなんだか苦しいのです。

夫といると、夫が何のためらいもなく子どもと遊ぶのをみて、私も遊んでいいんだと思えます。夫は子煩悩です。夫に育児のパートナーになってもらって一緒に住みたいのはそのためです。

しかし、夫は半年で転勤になることもある転勤族です。

そして、4年の育休のときに、夫が家計の全てを稼ぐ状態だとどう訴えても理解しようともしてくれないときがあることに気付いてしまいました。

私は必死になって子どもを連れて、絶対にお世話になりたくない親を頼って(その代わりお金だけは母親にできる限り払って)仕事に復帰しました。

実家に帰る前に、臨床心理士になった友人に、実家には帰らない方がいいと助言されました。「はなちゃんの親は実は精神的経済的DVをしてきてるんだよ」と言われました。

夫の両親には子どもを連れて実家に帰ったことを何度か非難されました。夫にはそんな両親に私の弁護をして欲しいと何度頼んでも、全く取り合ってもらえませんでした。

それでも、家族が離れて暮らすことは私には耐え難い苦痛でした。温かい「普通」の家庭に憧れました。でも実際は、夫の転勤にはついていけそうもなく、夫の同僚たちは皆さん、どこかで単身赴任になる話ばかり聞かされました。

私は仕事が大好きでした。そして、自分の収入がないと幸せにはなりづらいと思っていました。結局、自分のやりたいことをやるには、自分のお金がないと電車賃すら払えないのを高校生くらいまでにいやというほど身に染みました。仕事をするために、スマホが5センチくらいしか持ち上がらない体力の時期から、エビリファイの謎の力を借りて、猛烈に仕事に精をだしました。そのことで、子どもたちは子煩悩な夫から離れるだけでなく、私が仕事に復帰したため、母親の私からもあまりかまわれない生活になってしまいました。

それでも、子どもたちの保育園や学校の行事、入院や病気のときに責任をもって対応できるのは私だけでした。大変な事態に直面したとき、必死の判断を一人で繰り返しました。

私は夫の赴任地でも、今の場所でも、大都市でもハローワークも県立の職業紹介所も思いつくところは行って、自分の努力で夫についていくことはできないか調べあげました。しかし、子どもの転校なども考えていたら、たとえ今の自分の仕事を辞めても一緒に住むことは諦めないといけなそうでした。

それでも、毎日電話して、夫と一緒にいられないことを穴埋めしようとしましたが、疲れきった身体と心や追いつめられた状況をぼやいても、全く理解してもらえないことを見せつけられて、いつの間にか私は夫に暴言を吐く嫌なやつに成り下がってしまいました。

それでも、現状を何とかしたくて、自分にとって大切な居場所である仕事を手放しても独立して自由になってやる、そう思って仕事を辞めると職場に伝えました。泣きながら事情を説明した私を上司たちは不憫に思ったのか、なんとなく仕事を辞めない方向に誘導してくれて、退職どころか今は長い休職までさせていただいています。

夫は全く悪くないのです。 ただ、私ほど事態が苦しくなくて、私の苦しみが理解できないだけなんです。

夫と会うと、そのときはとても嬉しくて、大切にしたり、当たったりしますが、必ずいなくなります。

私は、実家で子どもたちをどうやって大切に育てられるかを一生懸命考えています。でも、本当は子どもとの時間を安心して楽しんで、かけがえのない子どもの子どもらしい時間を過ごしたいのです。

子どもたちも大きくなり、子どもたちが子どもらしく、遊んでくれる時間も残り少なくなってきました。

私はたくさんは子どもたちと遊ぶことができませんでしたが、子どもたちと一緒に遊ぶと目をキラキラさせてくれます。そんな時間も残り少ないでしょうが、その時間を、自分にはそんな資格がないと思わずに、楽しんで過ごしてみたいです。

今回は愚痴になってしまいました。どうしても愚痴を書いてしまう自分が情けないです。

夫には1日で帰ってもらいました。ひどい妻です。

全ては私が選んだことです。女の人は結構こういった悩みを持っている人が多くて、一緒に愚痴ると心が救われます。

長い長い愚痴をここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

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