最近、どうも足元がおぼつかない感じが続いていました。
昔、エビリファイをのんでいたころはずっと12mg(CP換算値300mg)できてましたが、最初の頃6mg(CP換算値150mg)でやはり同じように足元がおぼつかない、心許ない感じがして、12mgにしたら落ち着いたことがあります。
昨日までインヴェガ3mgで落ち着かなかったので、いよいよ増やしてみることにしました。
前回の診察のときに主治医と話し合って次回診察の直前頃に6mgを試していいか(3mg錠を2錠飲んでいいか)相談しました。主治医はもちろん快諾してくれました。そこで、次の診察まであと1週間になった昨日からインヴェガを3mgから6mgに増やしてみました。(CP換算値はインヴェガ3mgで200、6mgで400)
不安要素はリスペリドン3mg(CP換算値で300)で、仕事に支障が出るくらいだるさがでてきてしまったことです。あとは、薬の量が減ると眼球上転の頻度が上がるのが心配になります。
しかし、インヴェガの良さそうなところもあったので6mgは試してみたいと思っていました。
インヴェガはリスペリドンが肝臓で代謝された後の有効成分がはじめから入っているので比較的量をのんでも肝臓には負担が(リスペリドンに比べれば)かからなそうなところ。
一日中同じ量が溶け出すようにできている薬のため、体内濃度が安定しているのである程度の量をのんでも副作用が強く出にくいかもしれないこと。
本日、試してみて感じるのは足元がおぼつかない不安感がかなり軽減されたことです。まだ残ってはいますが(^^;)
これでも落ち着かなかったらジプレキサに戻してもらおうかな~(-_-;)
ジプレキサは副作用の眼球上転がはじめにでてきた薬なのでできれば他に選択肢があれば他を試してみたかったのですが…
あと眠くなる、口が渇くとかはありましたね~
とりあえずはインヴェガ6mgで1週間試してみて、結果を見て次の診察で主治医と相談です。
これでうまく落ち着ければ今のんでいる抗不安薬のアルプラゾラムを少しずつ減らしていきたいと思っています。まだまだ仮定や未来の話ですが(^^;)
こうして色々試させてくれる主治医には本当に感謝しています。
最近よく思うのですが、かつて障害者運動で「危険を冒す権利」というものが主張されたらしいのですが、統合失調症でも「自分の意思でリスクを取る権利」は欲しいな~と思います。もちろん、主治医や家族や周囲の人たちとよく相談の上でなるべく自分も他人も困らないような形でリスクをとることは必要ですが…
昔、がんになったら告知するかしないかは家族が決める時代がありました。今は、まず本人に告知されます。
統合失調症には「他人に危害をおよぼすかもしれない」という偏見が少しだけ残っているのかまだ制度や医師の対応の中には強制的な部分がかなり残っていますね。その多くは偏見のない対話をすることで解消できるとは思うのですが、社会がもう少し成熟したら、きっと変わっていくのでしょう。