職場も仕事も大好き

先日、職場の上司から「その後、調子はいかがでしょうか?」という連絡がありました。

上司から何か話したいことがあるような気がして、メッセージで返信するのではなく職場に電話しました。

上司は

「人事異動の希望をだす季節になったのだけど、あなたは休職中だからだせないけど、希望があれば聞くからそのときは連絡してください。」

と伝えてくれました。

これまで職場では色々ありましたが、なんだかんだいって病気の人間にやさしく、今回も「統合失調症」とカミングアウトしたら、上司は

「俺も軽い統合失調症のようなものだ」

と言ってくれるし、態度は一切変わりませんでした。それでも仕事で困っていると

「職場の人は皆、はなさんの性格もよくわかっているから大丈夫だよ」

と言ってくれて、色々なプレッシャーから守ってくれていました。

実は私は眼球上転の副作用があるので慣れない道の運転が辛かったり、緊張する会議とかが苦手だったのですが、今の職場の人たちはそれをよくわかってくれていて、上司以外では私が一番年上にも関わらず、そういった仕事を他の人が引き受けてくれています。

一人前の仕事ができないことがあまりに申し訳なくて「末席にしてください」と上司に頼んだら、上司は本当に窓際の落ち着いた隅の席にさせてくれました。それでも、私が職場で散らかったところの掃除を始めると若い人が慌てて「私がやりますから!すいません。」と言ってくる…

なんだか申し訳なくて、家庭のこともあって一度退職を申し出ました。そのとき、職場の上司たちは

「すぐにはできないな~。〇月以降にしない?」

と言いながら何か月も経ってしまい、その後喘息で体調を崩してしばらくの間、職場で咳が止まらなくなり1ヶ月休むことになりました。それから復帰して、いくらか職場復帰を迷っていると

「迷うくらいなら辞めなくていいじゃない」

と言われ、いつの間にか退職の話はなくなって今の職場に居続けさせていただけることになりました。

私がその頃やっていた仕事は、一見定型的で誰でもできるような仕事です。

でも、その仕事の本質を考え抜いて仕事をしていると、その内容をエッセンスに絞ることができ、前年までの業務量の半分くらいまで減らす事ができました。

その仕事はどこの部署でも皆やりたがらない、本当は大事だけど緊急性はそれほどない仕事です。あまりにも担当する人や部署が皆嫌がるので、その陽の当たらなさ具合が今の自分のような気がして、逆に愛おしくなり、現場にも行けないのにできる限りの工夫をしながら本質を考えながら仕事をしていました。そうしたら、統合失調症の陽性症状気味で頭がくらくらしていたときに、本質的な解決につながる発想に近いものがでてきて自分でもびっくりしたことがありました。(まだまだですが(^^;))

そういうわけで、私は今の職場にまた戻って、職場の人達とその誰もやりたがらない仕事に取り組みたくて仕方ありません。

ただ、メインの薬をリスペリドンに変えてから、腹がすわって交渉ができるようにはなったのですが、残業をするのがとても辛くなってしまいました。子ども二人も家にいるので独身のときよりも負担が重く、今すぐ復帰してしまうとまた体調を悪くする可能性が大きいので、インヴェガに変薬して陽性症状を薬で落ち着けて、陰性症状の落ち込みの時期を潜り抜けて、今、更にできる範囲で「新たな」取り組みをすることでさびついた脳を動かして、「運動」することでなまった身体とメンタルを活性化させていこうと画策中です。仕事を続けていけるように家庭のこともある程度落ち着かせておこうと思っています(よく逃げますが…)。

今はまだ本格的な読書や勉強をできる集中力が戻ってないので、身体を動かして色々なことに取り組みながら、復帰前にはいくらかでも仕事に直結する資格の学習もできる状態にもっていきたいと思っています。

私は幸せ者だと思います。

実は婚活を7年頑張ったのも、仕事を辞めたくないからでした。育休を4年取った後、夫を単身赴任させてまで無理矢理職場復帰したのも実は仕事をしたくてしかたなかったからでした…。どれだけ仕事好きなんだか…(^^;)

結婚して育休を取り始める頃に「本社に行って一度は勝負してこい!」と上司に言われていたにも関わらず「一番下っ端でいいや~」と思い、大した努力もせずに4年の育休を取りました。その結果、復帰してみたら、自分ができると思っていた「一番下っ端」の仕事は激減していて子どもを抱えて負担の重くなった状態で、次の年も同じ組織にいられる自信がないなかで必死に目の前の仕事に取り組むしかなくなっていました。

もちろん、同期の人達は皆私より上のポストに出世していて、自分は一番下っ端のうだつのあがらない社員になりました。

それでも、仕事が好きで、最近まで統合失調症のことを職場の上司は知らない状態で、何とか仕事に食らいつきたくて一時は朝7時から夜の10時まで残業して土曜日は子どもの保育園行事に行って、日曜日はまた1日仕事をしたりもしたことがあります。

私は実はエビリファイのときは長時間労働が結構できてしまっていて、身体はダメージを受けるのですが、1ヶ月とか2ヶ月とか期間限定ならハイテンションになりながら仕事をこなしてやっていけてしまいました。

その間、夫もいないのに仕事ばかりしたことで子どもたちが不安そうになってしまい、とても心配でした。

でも、一度それができてしまうと、職場では「もっとできるだろう」と思うらしく、更に仕事が増えてしまい、せっかく10の時間かかる仕事を工夫して8くらいでできるようにしてもまたさらに増えてしまい、もっと忙しくなることを繰り返していました。

それまで、家庭の事情をいくら話しても、それでやっている人が当たり前にいるので聞いてもらえず、悩んだ末に「統合失調症」をカミングアウトするという賭けにでました。

さて、どうなるやら…

でも、そうしてでも仕事はしたいのですよ…

大好きなんです(^^;)

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