今日はメンタルクリニックの通院日です。
今回もコロナが猛威をふるっている中なので、念のため電話診察をお願いしました。
今現在先生に伝えようと思っているのはアルプラゾラムの眼球上転時の頓服分がなくなってしまったので、毎日のむ分以外にもだしておいてもらうことです。
それから、インヴェガ3mgでいくか、6mgを試してみるかを相談しようと思います。
インヴェガ3mgって、CP換算値では200mgくらいの分量なんですがリスペリドン1.5mg(CP換算値150mg)のときに久しぶりに明らかな陽性症状がでていたので、今のインヴェガ3mgって自分にはぎりぎり陽性症状がでるかでないかくらいの量だと思うので本当に注意して日ごろの自分を観察しています。
リスペリドンを1.5mgに減らしてから、今思えば近所の猫を宇宙人かもしれないと妄想したり、自分の気持ちが悟られているかもしれないとか職場で感じたり、他にも色々いつもと違うことをやらかしていました。危なかったのは、自分も丸2日妄想の恐怖で布団から出られなくなるまで調子が悪いと気づけなかったことです。この病気は早期の治療が大切なのになかなか気づくまで至らないのが怖いですね。ちなみに休み始めた当時、職場の上司たちも皆私が統合失調症の症状の悪化どころか体調が良くないことにすら気づかず、釣りバカの浜ちゃんが仮病を使って休んでいるような目ではじめは見られていました。「統合失調症」の診断書をだして、丁寧に説明してはじめて(一応)理解してくれたかな~という感じです。やれやれ。そういえば家族も「病気だったの!?」と驚いていました。
ちなみに、CP換算値とは、抗精神病薬の薬の量を比較するための目安みたいなもので、CPとは抗精神病薬のクロルプロマジンという薬の頭文字で他の薬の量をクロルプロマジンに換算した場合、どのくらいの量になるかの目安(あくまで目安です!)を示したものです。今の新しい薬にはこういった概念のない薬もあるのですが、比較的最近の薬まではあるので私は変薬するときや量の調整をするときは参考の一つにしています。
ちなみに、知っている人も多いと思いますが、『こころの元気+』という雑誌を発行しているCOMBOのサイトにCP換算値の計算をしてくれる表が公開されています。CP換算値はあくまで目安であって、実際には個人差や薬の種類によって変わってくるので一概に多いとか少ないとか一喜一憂するものではないですが…
正直個人差が大きいのですがこのサイトではCP換算値が300mgから600mgくらいを適正な量と書いてあります。
私はエビリファイ12mgで11年もちましたが、そのCP換算値はちょうど300mgなのでやはり安定するにはこのくらいあっても(自分の場合は)いいのではないかと思っています。
インヴェガ3mgはCP換算値200mgでストレスがかからなければいけるかもしれませんが、実際に仕事をしながら育児もしながらだとちょっと心許ない気もします。しかし、インヴェガは細分化できない薬で最小単位が3mgなので、増やすとなると6mgにしないといけないのですが、CP換算値400mgってどうかな~とちょっと心配しております。副作用がでないならいいのですが、私は薬が多くなると眼球上転がでやすくなるので。今は休職中で無理しないでいられるのでインヴェガ3mgで大丈夫ですが。今回か次回に一度はインヴェガ6mgも試してみたい気はします。今は体調が安定してきたので、様子をみながらトライかな。
ちなみに、陽性症状がでて休み始めてから1~2か月、気持ちが沈みやすかったのは今思えば陽性症状の反動の陰性症状だったのかもしれません。今は特に気持ちが沈みすぎて困ることはないので。
余談ですが、コロナのワクチンはファイザー製を予約していましたが、接種予定日の前々日に熱を出してしまい、やむなくキャンセルしました。その後、キャンセル待ちで一度チャンスが来たのですが、ぎりぎり間に合わず…仕方なく自宅から車で2時間かかる大規模接種会場でモデルナ製ワクチンを予約しました。その1回目が9月下旬なので、しばらくはあまり外出できなさそうです。次回も電話診察になってしまうかもしれません。