ジプレキサからエビリファイに変えたときの話

私は発病から8年くらいジプレキサをのんでいた。

最初は1日15mgくらいのんでいたが、途中から数年間は5mgでやっていけた。

その頃私は何となく人生に悩んでいた。

それから、眼球上転もちょっと面倒くさかった…

そこで、当時の主治医だったH先生に変薬を頼んでみた。

「先生、私は眼球上転で困っています。それから、これからも長く薬をのんでいくためにより副作用が少ない薬を検討したいです。薬を変えることはできないでしょうか?」

正直、ジプレキサでは眼球上転以外それほど困りごとは思いつかなかった。

私のお願いにH先生はちょっと考えて、当時新しめの薬だったエビリファイを検討してくれた。

「ジプレキサもいい薬なんですが、エビリファイは特に女性に良い薬なんですよ。眼球上転も起こりにくいです。これに変えてみますか?」

かくして、仕事の合間にメンタルクリニックに通いながら、ジプレキサからエビリファイに変薬をしてみた。

先生は分厚い薬の本を読みながら、少しづつエビリファイを追加しながら、ジプレキサについても少しずつ減らしてくれた。

変薬の最中、ある日突然夜に眠れなくなった!

慌ててH先生のいるメンタルクリニックに電話してから受診した。

「H先生、急に眠れなくなってしまいました!」

と青ざめていう私にH先生は、

「それは多分ジプレキサを抜くときに離脱症状がでたのでしょう。ジプレキサを減らす速さをゆっくりにすれば上手に抜けるから大丈夫ですよ。」

H先生はいつも通りニコニコしながら一度減らしたジプレキサを少しの間元の量に戻して、それから3か月くらいかけて少しずつ減らしてくれた。

それから無事にジプレキサ5mgからエビリファイ6mgに変薬が完了した。

ところが、それから数か月くらい、何となく心許ないような気持ちでどうも落ち着かない。

それを先生に伝えてエビリファイを9mgにしたり、頓服でワイパックスをのんだりしたこともあったが、最終的には私からエビリファイの量を増やしてほしい、とお願いしてエビリファイ12mgで落ち着いた。

後で、エビリファイ12mg錠という錠剤がでたので毎回1錠だけ飲めばよくなったのでそれほど不便は感じなかった。

変薬の一番の目的の眼球上転はなくならなかった…

そのため、私のジプレキサからエビリファイへの変薬は、CP換算値が増えただけの変薬になってしまった。

「眼球上転が治らないなんて、変薬した意味がないじゃないか!」

とH先生は悔しがってくれた。

しかし、ジプレキサ5mgのときは朝が眠くてしょうがなかったのが、エビリファイ12mgになってからは普通に起きられるようになったので、薬の量は増えたかもしれないが、その後の結婚・妊娠・出産・育児にはとても都合が良かった。

今思えばエビリファイは元気になりすぎていつも何かに怒っていたから、本当にあっていたのかはわからないけど…とりあえず、私にとっては謎の怒りのパワーで「無理」はできる薬だったので、育児で無茶苦茶忙しい時期や育休から復帰して育児と仕事の両立で死にそうに忙しい時期にはうってつけだった。(皆様にはおすすめしませんが…)

結局、エビリファイ12mgで11年もったのだから、合わない薬ではなかったと思う。(下の子の妊娠中だけ6mgに減らしていた。)

ただ、何となくエビリファイをのむとすごいパワーはでるのだけど、再発は免れていたがいつも猛烈に働いていて、身体の方にガタがきてしまった。

エビリファイは私にとって眠くならない薬だったので、忙しすぎる時期は、無理して毎日5時間くらいの睡眠時間で眠い目をこすって育児や仕事に明け暮れていた。その影響で最近は長時間眠ることが昔のようにはできなくなってしまった。年齢的なものかもしれないが…

リスペリドンに変えてからあの怒りがどこかに消えて、気持ちが晴れわたるように穏やかになった(今思えば変にハイテンションになっていたけど…)ので、やはり薬は人生を大きく左右する気がする。

変薬はリスクもあるし、難しいものですね。

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