婦人科疾患闘病記(その2)

最初の婦人科で経過観察をのんきに続けていたら、残業とパワハラでメンタルがやられて休職をすることになった。

それまで忙しくて時々休みをとって経過観察で婦人科にかかるのがやっとだった。

身体も心もだるいなか、時間ができたので、先の見えない婦人科の病気を治療できそうな病院がないか情報収集を始めた。

初めに、職場の健康保険証の裏に書いてある健康に関する電話相談に電話してみた。相談員さんは親切に県内で子宮脱の手術をしている病院を検索してくれた。

そこで初めて知ったが、当時、命にかかわらない病気のせいか日本は子宮脱に関してはとても医療が遅れていて、そもそも治療できる医療機関がほとんどないことが分かった(あくまで当時)。

しかも、厳密には子宮脱は泌尿器科になってしまうため、子宮脱の手術には対応していても、子宮筋腫と卵巣嚢腫をいっぺんに手術となると、もう本当に県内では選択支がない…

一縷の望みをもって、当時、県内で唯一の子宮鏡手術の専門医資格をもっている先生のいる病院にも行ってみたが「最初にかかった病院が県内で一番進んでいる、他に選択肢はない」とのこと…

どうしよう…

困ってしまった。

他に何とかする方法がないものか…

今度は近隣の大都市圏にまで検索範囲を広げて探し始めた。

婦人科疾患の患者団体で電話相談をしてくれているところにも電話したりしてみた。

今回は子宮脱の手術がどうにもキモになりそう…

そう思って、そちらの手術件数の多そうな病院で面倒見の良さそうな病院をあたってみようか…

そうしたら、たまたま婦人科・泌尿器科両方を合わせもって子宮脱の手術も得意そうな病院が患者への相談会をしていたのでいってみた。

子宮脱は泌尿器科になるのだが、現状を説明すると看護師さんは婦人科にも相談に行ってくれた。

そして、最初の病院と同じ治療法になると思う、と伝えていただいた。

やっぱりクオリティ・オブ・ライフの低下は免れないか…とがっかりしながら、まだあきらめきれなくて大都市の病院の検索をつづけていた。

手術件数の多さとかも指標としてはありそう。でも、なんかその病院のホームページをじ~っと見ていると、何となく行きたいと思わなかった。

それから、子宮脱の手術に対応している婦人科の病院を目を皿のようにして探した。

あるとき、何となく先生たちの自己紹介がいい感じ、と思える病院を見つけた。

そこに予約をとっていってみた。

そこで診察してくれた女医先生はやはり最初の病院と同じような手術になると思う、と言った。「でも、ここなら腹腔鏡手術でできます。」とも言った。

私は正直に、心配していることを伝えた。

「確かに、それで再発しなければいいかもしれませんが「再発した場合、治療法がない」と言われて困っています。」

「なるほど~」

親切な女医先生は、そこで考えてくれた。

「そうね~。それなら、この分野で日本で一番進んでいるのは○○大学病院と△△大学病院…。そうね~、だったら、○○大学病院の○○先生!」

と言って、当時日本最先端のある大学病院の専門の先生に紹介状を書いてくれた。

オオゴトになっちゃったかな~とも思ったのでそれからしばらくその紹介状を放置していた。

どうにもならなそうだから、そろそろ腹をくくって、最初の病院で手術を受けようか…。

そう思いながら、一応紹介状があるからと、その大学病院にも予約を入れてみた。

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