夢って必要ですか

小学校5年生のときに、親戚のおじさんに「はなちゃんの将来の夢ってなに?」と聞かれた。

「夢は時々見るけど、「将来の夢」って何?」と聞き返した。

「え!?夢って知らないの?」と驚かれた。

うちは両親が忙しくてあまり会話もしない家庭だったので、「夢」という言葉に眠るときに見るもの以外の意味があるなんて知らなかった。

「将来やりたいお仕事とかの意味かな~」親切なおじさんは私に「夢」の意味を説明してくれた。

「う~ん…考えたことない」と答えたら、おじさんは一緒に将来の夢を考えてくれた。

おじさん:「何か得意なこととかない?」

私:「うんていと一輪車」

おじさん:「う~ん…それを活かせるのはサーカスぐらいかな…」

私:「じゃあ、サーカス!」

というわけで、私の人生初の将来の夢は「サーカス団員」になった。

将来の夢って必要なのだろうか。

大体、私が何かやりたいと思ってその通りにいったことなんてあまりない。

「何となくこういうことがしたい」ということには結果的には取り組めているが、自分の「こういう形でやりたい」というところになると叶ったためしがない。

自分の課題に取り組むのに、「夢」なんて言葉で自分をしばって世界を狭くしても意味がない。

何となくやりたいことは頭の片隅に置きながら、目の前の課題をどう料理してやるかウキウキ心躍らせている方が楽しい。

それで人に喜んでもらえて、自分も含めてみんなの困りごとが一つなくなって心が軽くなれば、おいしくご飯が食べられる。

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