ぼーっとした自分にもできること

統合失調症を発症して2,3年はぼーっとしていました。

いくら運動すれば頭がすっきりするとはいえ、家に帰れば10時間くらいは寝ていたし、体力も回復してくるとはいえ睡眠不足なんてとんでもないという体調でした。

私は最終的に統合失調症から「回復した」と実感するまで5年くらいかかりました。

ただし、回復すると病気になる前の120%くらいの力が出せるようになりました。

なぜかというと、統合失調症を発症する前もやっぱりどこか「調子が悪かった」から。

統合失調症を発症してから5年間は、本当に再発しないように最新の注意を払いながら、社会で生きていく力をどうやったらつけていけるのか考えながら色々な事に取り組みました。

規則正しい生活、栄養のある食事、運動…

それだけでは物足りなくなってきたら「どんな努力なら統合失調症になってもできるか?」ということを考えだしました。(当時から「統合失調症」にはあまりこだわってなかったので、実際には「どうやったらぼーっとした自分でもできるか」というように考えていました。)

そのころ、読書がまたできるようになってきたので、会社を一代で興した社長さんの書いた本などをときどき読むようになりました。

何もないところから這い上がる方法が知りたかったです。

そういった本に「仕事への取組み方」の知恵がたくさん書いてありました。

まずは自分にできることからやろうと思い立ちました。

会社でお客さんがきたときは「こんにちは~!」と明るい朗らかな声であいさつするようにしました。

次に事務用品の在庫の場所を覚えて、職場の人にたずねられたらすぐに答えられるようにしました。

ややこしい話を、自分のぼーっとした頭でもわかるようにかみ砕いて皆に伝えるようにしました。

ただし、それでも当時は「自分の判断で解決」できることはほとんどありませんでした…

私はたまたま職場に恵まれたので仕事を継続できました。職場には、多分統合失調症かな~という人もときどき見かけました。

統合失調症でも環境に恵まれ、それなりの配慮があれば「普通」に近い働きはできます。そういう人は皆忙しくそんなに統合失調症自体では困ってないと思うので、ブログなどではあまり見かけませんが…


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