統合失調症の陰性症状で仕事以外は寝てばかり、仕事中も眠い…
発症後は1年以上そんな生活を続けていました。
仕事から帰ってくるとご飯とお風呂の時間以外眠ってばかりいる私に、家族は
「よく眠れるのはいいことだ」
と言ってよく眠らせてくれていました。
主治医のH先生も
「眠れているのは良くなってきていることですよ」
と言ってくれていたので、私も安心してグーグー眠っていました。
そうした毎日を送っていたある日ふと思い立って、運動してみようという気持ちになりました。
寝てばかりの毎日と薬の副作用で体がたるんで困っていました。
近所のスポーツジムのスイミングのみの会員になるとそこそこ安く利用できることが分かりました。
元気になってきていた私はさっそく入会して、週に3日ほど仕事帰りや休日にプールに行って運動を始めました。
最初は太った体がばれるから水着に抵抗があったのですが思い切って飛び込みました(笑)
はじめは、プールで歩くことから。
そのうち、泳いでみることにしました。
一生懸命泳いでいたら、それを見ていた人に「おぼれているのかと思った…」と言われたことがあるので泳ぎはいまいちだったのかも…
そんな生活を半年ほど続けていたら、統合失調症になって10㎏以上増えた体重が5㎏落ちました。
それ以上に体が締まって軽くなりました。
そのうえ頭がとてもすっきりして毎日を快適に過ごせるようになりました。
働くための体力もつきました。
それまで旺盛だった食欲も適正になりました。
実は私は色々な方の統合失調症のブログを何年も読んでますが、運動習慣をもっている方は統合失調症でも社会で元気に働いている方が多いです。
眠い時期は寝た方がいいかもしれませんが、元気が出てきたら運動をおすすめします!
運動は統合失調症にとって薬に次ぐ最強の治療法になるのではないかと思っています(笑)