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眼球上転の副作用がでてきたとき

ある日、夕方ぐらいに気づきました。

なんか、目が上に上がる…

手元の書類をみようと思うのに、下を見るのが大変でした。

多分そのときが初めてではないのですが、意識したのは最初だったんだと思います。

上司が「何やってんだ~」とのんきに聞いてくるので「なんか目が上に上がるんです!」というと「なんだそりゃ~(笑)」なんて会話をしたような記憶があります。

そのときは「眼球上転」という副作用があることすら知らなかったので、なんだったのだろう?という感じでした。

私の場合、眼球上転はよく夕方ごろにでてきました。

午前中にでることはまれでした。

特になりやすいのは、緊張したあとと、前日に眠りすぎて神経がゆるんだあと。

要するに、神経が緩んで、張りつめて、の差が激しいときにでてきました。

しばらくは副作用と気づかず放置していましたが、ネットで「統合失調症」について調べていたらそういう副作用があることを知りました。

主治医のH先生に相談し、はじめは頓服でアーテンを処方されていましたが、一度でると薬をのんでもなかなかおさまらず、車の運転などのときに困ってしまいました。

何年か試行錯誤したあと、朝・昼とアーテンを1錠ずつ飲んで予防して、それでもでてきたときは頓服でさらにアーテンをのむ、という方法で落ち着きました。

H先生も副作用がでたときは「せっかく昼に薬をのまなくていいように抗精神病薬を夜にまとめたのに!」と悔しがっていました。実際、職場でお昼に薬を飲むのは何となく抵抗があったのでいつも隠れて車の中とかでのんでいました。

一度眼球上転になると頓服をのんでも1時間くらいおさまらず、副作用の予兆があると車をコンビニに停めてすぐにアーテンをのむ、という対策をとっていました。そして仕方ないので車の中で1時間くらいぼーっとしていました。

アーテンは頓服で1錠では足りないときもあって、でも2錠飲むと気持ち悪くなるしで1年前にリスペリドンを1.5mgにするまで悩みの種でした。

アルプラゾラムという抗不安薬を頓服時にアーテンと一緒に飲むと、副作用がおさまるまでの時間が短くて程度も軽くすむことが数年前にわかりました。

この副作用がでて以来、いつでも副作用止めの頓服をのめるようにするため、ペットボトルの水と薬一式を化粧ポーチに入れて持ち歩くようになりました。

副作用とのお付き合いは難しいですね。

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