タイトルのとおり、統合失調症の陽性症状の妄想がでてきてしまい、仕事をお休みすることになりました。
陽性症状とは、私の認識では脳にダメージを受けている状態。これがでてきたら早めに主治医に相談して薬や環境の調整をしてもらいます。
職場には迷惑をかけますが、これ以上悪くするわけにもいかないので致し方ありません。
今回はいつものメンタルクリニックまで自力でいけない状態だったので、電話診察で対応してもらいました。
結果、薬はリスペリドン1.5㎎/日だけだったのが、2㎎/日になりました。
あと、寝る前にアルプラゾラム0.4㎎を1錠追加となりました。
主治医には、
「これだけで大丈夫ですか?」
と言われたのですが、量が増えすぎると私は眼球上転の副作用がでてきてしまいます。
それを予防するために以前はアーテンを朝と昼に1錠ずつのんでいたのですが、これが頭の働きを鈍くしたり、のみすぎると気持ち悪くなったりと、できればあまりのまないで済ませたかったので。
そのため主治医には
「とりあえず、リスペリドン2mgとアルプラゾラムで様子をみてほしいです。調子が悪くなる兆候があったら、すぐにまた受診しますので。」
とお伝えして了解していただきました。
私は元気なときは社会で普通に生活しているようにみえるかもしれませんが、決して自分が「軽い統合失調症」だとは思っていません。
薬だって必要です。たとえ副作用がでたとしても。
これでも自分のおかれた状況を認めて、ときには自分のプライドを捨てて、自分でできることはできる限り試しながら今まできているのです。
それにしても、久しぶりに怖い妄想の世界を経験しました。
2日ほど生活のため以外では布団からでられず、合わせて4日ほどほとんど家から出られませんでした。
昨日やっとやむを得ない事情で少し外出できました。
久しぶりに少しだけ身体を動かせてとても気持ち良かったです。
また1か月かけて仕事を再開できるところまでもっていきたいと思います。
今回の不調の原因は、多分2つあります。
一つは、職場でのストレス。
もう一つは、単純に抗精神病薬が足りなかったと思われます。
私は個人的には、この病気になってしまった以上抗精神病薬は必要な量をのんだ方がいいと考えています。
副作用はやはり困るのですが、それでも「副作用で困る」と認識できないのはもっと困るので。
やはり、自分で自分をコントロールできるのは「自由」の基本だと思うのです。
だから薬を飲む種類や量やタイミングも必ず主治医に相談してから実行しています。
自己判断は何かあったとき自分の首を絞めると思っています。
自分がもし悪化したら判断力が無くなってしまう病気である以上、主治医に正確な情報を伝えて常に味方でいてもらうことは、自分をはじめ全ての人を守ることになります。
だからなおさら「一緒に考えてくれる主治医」を探すのが大事になります。
やっと見つけた「患者を大切にしてくれる主治医」は大切にしなければなりませんね。